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スターレイル用

仙舟:五騎士に関して

備考:飽くまで個人的見解も入ったまとめである事をご留意いただきたい。(見落としもあるかも)
ネタバレはばりばりあります。
徐々に追記していく。

自分用資料2: 星神:仙舟に関して

スターレイル年表
スターレイルwiki



丹楓、丹恒に関して

・開拓クエ
 ヴェルトによると「丹恒は孤独な子だ。冷たく見えるかもしれないが根は悪い奴じゃない。長い逃亡生活が、彼を今のように変えてしまったのだろう」との事。
 兎に角何かに追われている居るような気がして、逃げずには居られなかったとの事で、仙舟を出てから、カンパニーに所属していた事もある。本能が「早く逃げなければいけない」と絶えず警告し、「弔伶人(とむらいれいじん)」のゴンドラに乗り込み、カンパニーから逃げ出す→紆余曲折を経て列車に乗車の経緯。

>彼は生まれた時から持明族の天の寵児と見なされ、人々は彼が一族を輪廻の苦境から解き放ち、新たな道に導いてくれる事を期待した。
>この代の彼は勇敢な戦士でありながら、雲吟で他者を治療する事も出来た。その選ばれし者としての素質に際限はなく、己の力だけで水を御する事も出来た。
参考リンク
 開拓クエで丹鼎司に居た「余は絡繰りなどなくとも水を操れる」と教育係に鼻息吹かしまくってたちびっ子が丹楓ではないかと個人的に思っている。

公式:五竜に関する動画
仙舟には6つの船の連合艦隊であり、仙舟・羅浮はその一つ。
虚陵を除いた5つの仙舟それぞれに龍尊が存在し、「五龍」と総称される。
【飲月君】仙舟・羅浮:蒼龍の伝統を受け継ぐもの。水と雷を支配し、建木を見守る責任を持つ。
【炎庭君】仙舟・朱明に属する。虬龍の伝統を受け継ぐもの。天火を支配し、太初の火皇(備考:歳陽)を見守る責任を持つ。
【天風君】仙舟・曜青に属する。応龍の伝統を受け継ぐもの。風と雷を支配し、胎動する月を見守る責任を担う。(備考:白珠、素裳の故郷))
【冱淵君】仙舟・方壺に属する。蛟龍の伝統を受け継ぐもの。氷と波を支配し方寸煙海を見守る責任を担う。
【崑岡君】仙舟・玉殿に属する。地龍の伝統を受け継ぐもの。能力不明。息壌の胎石を見守る責任を担う。

参考:スタレとか関係ない仏教
 仏教の法華経には八大龍王という龍が存在する。
 難陀(なんだ):跋難陀(ばつなんだ):娑伽羅(しゃがら):和修吉(わしゅきつ):徳叉迦(とくしゃか):阿那婆達多(あなばだった):摩那斯(まなし):優鉢羅(うはつら)
 備考:仙舟は元々、九隻の舟だったので、元ネタはこれかなぁ。と言う感じ。龍尊は八人居た事になる。失われた三隻は「岱輿」「円嶠」「蒼城」(鏡流の故郷)

参考:開拓クエ・飲月丹恒同行クエ
 持明の記憶の女性、景元の発言によると、一度こうすると決めたら譲らず、大変我が強い不遜な性格だった。「龍師と龍尊の権力争いは昔から続いている。ただ丹楓は強気で、完全に龍師達の妨害を避ける事が出来ていた」(景元談)
 丹楓には飲月の乱から700年経っても未だに崇拝する信者が居る。そのため、丹恒が羅浮に戻り、龍尊の力を行使して海を開いた際は【飲月君が羅浮に帰ってきた】と、裏で大騒ぎになっていた。

参考:鏡流ストーリー
 鏡流の強さを見て闘志を湧き立たせた。結構好戦的。負けず嫌いとも言える。ただし、無闇矢鱈とライバル視するのではなく、最終的には顕龍大零殿(龍尊像がある所)にて剣を使って海を断ち割って見せた事で、敬服する素直さもあった。

参考:公式動画玄黄
参考:公式アニメ【玄黄】
 応星と二人がかりで鏡流に挑んで返り討ちに遭い、ずっと二人して不貞腐れていた。
 アニメでの戦い方、飲月丹恒のストーリーを見る限り、単独よりも集団戦が尤も得意だった様子。

参考:公式五騎士画像とゲーム内スクショ
参考リンク
 二人は対の腕甲を着けている。備考:腕甲は下記(応星の所)にあるように、造れるのは龍脈の一族の巨匠のみ。とあるので、丹楓が応星に教えた。丹楓が作った。或いは朱明の【炎庭君】が応星に贈ったか、丹楓が炎庭君に依頼して作って貰った(最有力)と、思われる。腕甲は互いの体温を関知し合い、場所を伝える。最早GPSつきの婚約指輪。因みに腰には対の玉佩も着けている。耳飾りもお揃いである。(玉佩は応星が雌:丹楓が雄を身につけていると思われる)


参考:鏡流同行クエ・開拓クエ
 雲騎槍術は丹恒の型と全く一緒である。
 不完全な脱鱗、脱鱗の際に瑕疵を残した。龍師達が細工をした。等、不可解な示唆が多くされている。
 丹楓は高貴な身分であったため、星槎などを自ら運転するような事はなかった。

2024/11/08追記
開拓クエにて、霊砂との会話で「龍師達は丹楓を記憶を維持した状態で、丹楓のそのままに転生させようとした」と景元が語る場面がある。
龍師が行った細工は、龍化妙法を使っての丹楓(の能力を維持した龍尊)の復活であり、丹恒が全く記憶を持たずに生まれた事は大誤算だったのだと思われる。
【追記終わり】

 クエスト終盤で、「どうやら、俺等はこの『追行』を続けるしかなさそうだ。これが貴様と俺が払うべき代価なのだろう」と刃が言い、選択で最後まで付き合うを選択すると「ならば、俺も最後まで付き合おう」との覚悟を決めるシーンがある。
 それに対して「エリオの脚本によれば、貴様にはまだ生きていて貰う必要がある。そして俺は、復讐が長く続こうとも構わない。その方が面白いからな」と、刃が返す。死にたがりが生が長く続いても構わない。などと言うので驚きである。
 要約すると「丹恒と生きれるのであれば、生きていたい」とも受け取れる。

参考:飲月丹恒ストーリー
 凡人が飛ぶ虫のように見えて驕りが湧き、冷たい殺意が湧く事もあったが、大事な仲間を思い返し凡人達にも「命は大事にするように」と、治療を施して上げていた。
 倏忽の乱の際、倏忽の幻覚によって(?)龍狂に陥り、仲間に牙を剥く暴走をしてしまった。それを白珠が黒い太陽(詳細不明)によって打開したが、髪の一片と血の数滴を残して死亡。同じく彼女の死を受け入れられなかった応星と共謀し、持明族の秘儀【龍化妙法】と、豊穣の使令(恐らく倏忽。備考:倏忽の復活能力は死滅した惑星を復活させるほどである)の血肉を以て、持明族の龍尊として転生させようとした。しかし、理論上は問題なかったはずが健木が暴走し、彼女は厄龍となり丹楓も絶望する中で【飲月の乱】が起こる。大暴れする厄龍は鏡流の手によって討伐された。が、結果的に成功はしている。

参考:飲月大逆判牘
 罪人丹楓、賊を擁し禁を犯す、(賊(応星?)を率いて仙舟法を犯す)
 不死を求め、兵禍を招く。(白珠を回生し、応星を長命種にして魔陰に堕とし、内乱を招いた)
 人神同じく嫉む、天地容さず、(神も人も怒り、赦す事はない)
 理として大辟(たいへき:死罪)を当て、これを以って欃槍(さんそう:星の名前、彗星)を定める。(現行の法に則って死罪とし、生命を星に返す?)
 今、
 其の旧功を念じ、大辟を免じ、(今までの功績に免じて死罪は撤回)
 脱鱗輪廻をもって、旧罪を咎めん。(脱鱗の刑によって転生し、罪を雪ぐ)
 化外に流徙し、万世還らず、(仙舟の外へと放逐し、万世の追放とする)
 凡そ治む処、履踏し得ず。(二度と仙舟の地を踏んではならない)



・鏡流に関して

 出身は仙舟の一隻【蒼城】豊穣の使徒が攻めてきた事で滅んだ。

参考:鏡流同行クエ
 青鏃(せいさく?せいぞく?景元の策士長)が語る戦時の公文書によると造翼者(空を飛べる忌み物)の羽衛、歩離人の父狼(歩離人の中で一番強い者)、巨大な器獣(捕食、攻撃、繁殖能力を持つ高速移動が可能な生物宇宙船)でも、その一撃を受け止められなかった。

 彼女は魔陰に堕ちたが、『天啓』を受け、魔陰から変える事が出来た。と、羅刹が語っている。
 豊穣の星神、薬師を滅するのではなく、呪いを断ち切る方法を見つけ出したと語られている(まだ詳細は不明)
 また、白露には魔陰の身に見えないと指摘され(いずれも譫言ばかりを呟く、前後不覚に陥る、体の異変で恐ろしい姿になるなどが)、「取引をした」と返していた。
 その取引によって残喘(ざんぜん:残り少ない余命)を保ってはいるものの、心識(しんしき:意識や知識)の限界に達しているとの事。

参考:鏡流同行・仙舟医典略述
 刃が口にする「人は五人、代価は三つ」は鏡流発端のようだ。
 首魁の飲月は、独断で龍化妙法による回生を図った。形骸を変えて、大過を招き、戦士の誉れを辱めた。(先のクエストのやり取りからして、戦士の誉れは白珠の死)。従犯の応星は、狂悖(きょうはい:非常識で不道徳な言動)なる傲慢により豊穣が神使の血肉を手にした。飲月の妄為(もうい:好き勝手な行為)に手を貸し、不死の忌み物へと堕とした。そして、罪人鏡流ー魔陰に堕ち、同胞を殺め、盟友の誼を裏切った。今こそ、我らが代価を払う時なり。
 との語りがある。
 備考:この事から、白珠の復活を企んだのは丹楓の主導であり、応星は同意の上で協力した形になる。白珠は髪と血しか残っておらず、倏忽の惑星すらも復活させる再生力を利用しようとしたと考えられる。気になるのは『不死の忌み物へと堕とした』とする部分。白珠は忌み物にはなっておらず、倏忽に呑まれたのは応星である。この事から、丹楓が白珠の死を覆すだけでなく、失う恐怖と後悔を味わった事から同時に応星をも長命にしようとしたのではないか?とも考えられる。※ただの誤訳かもしれない可能性もあるが
 ただ、永遠に幽囚獄に幽閉されるほどの罪であるが、鏡流が(どうやってかは不明)逃がし、その後、戦い方を文字通り叩き込むスパルタ千本ノックが行われた。

 同行クエにて、景元の口から『戎韜(じゅうとう)将軍』との名前が出ている。
 十方光映法界(じっぽうこうえいほっかい)を張って、鏡流と会おうとしている。とする科白がある。この際、景元が鏡流を虚陵へ送るのではなく、他へ導こうとする様子を「相変わらず他人の采配を崩そうと足掻いている」と評した。
 どうにかして仲間庇い、運命に抗おうとする様子が見て取れる。



・景元に関して

参考:鏡流同行:スト:公式アニメ【飛光
 鏡流が剣首となった際に、弟子でもとろうか考えていた。
 その際に、応星は鏡流に剣を贈っているため、大人と言える年齢だと考えられる。公式アニメにて、十数歳ほどの景元に鏡流が剣を教えている描写があるため、少なくとも応星の方が見た目は大人。(備考:実年齢は不明であるが仙舟人が生まれてからは普通に成長すると考えれば年下、子供の見た目が数十年続くとしたら年上の可能性もある)
 五騎士の中では末っ子的立ち位置だったと思われる。

 羅刹との会話で、後手に回り後れをとった事を認める景元に、刃が驚きを見せていたようだった。
 そうすると、五騎士時代の景元は、相当な負けず嫌いであり、血気盛んな少年だったと思われる。刃ストーリーによると、応星とは良く喧嘩をしていたとの事で、互いに負けず嫌いで言い分を譲らなかったのだろう。

 終盤にて景元が丹恒に「生まれ変わった君にとって、この全ては拙劣な芝居に見えるだろう。旧友達が互いに刃を向けていたというのに、私はそれを止める事が出来なかった。己が何者か。この質問に答えられるのは、己だけだ」と、伝え「たとえ、龍師たちの企みで、本当に輪廻転生をしていた無かったとしてもね……」との意味深な事を零した。
 因みに刃のボイスで「景元は弁えていたが、何もしなかった」と、語り、景元の刃へのボイスには「彼が全てを忘れてくれれば、私も楽になれるのに」などと後悔を滲ませている。



・応星(刃)に関して

 秘儀では腕をバッサリと切っている。
 キャラPVにて白い髪の応星が出ているが、元々白かったのかは不明。目の色は淡い紫(光の具合によって蒼っぽい:参考、公式アニメ【玄黄】)。
 黒髪、赤眼の刃の見目は魔陰の影響とも思われるが、鏡流が変化していないため確定ではないものの、雪衣も幼少期(青空の下で:光円錐参考)は白髪で柔らかいピンクトルマリンのような眼だったが、(幽冥に帰す:光円錐参考)では黒髪となっているため、魔陰によって白→黒の変化は考えられる。
 或いは、老齢による白髪、若しくは幼少期の凄惨な経験からの精神的なショックにより、白髪になったと可能性もある。(勝手な願望:個人的趣味として、肌も白いのでアルビノであって欲しい)

参考:涯海星槎勝覧・仙舟朱明
>彼の故郷は歩離人の艦隊によって滅ぼされ、兵器の牧場に姿を変えた——それが何を意味するのか、あたしはよく知っている。この子の家族や同胞は尊厳のない肉塊になり、山のような器獣の養分にされるのだ。だから命からがら逃げ出した少年は、仙舟に辿り着いた後、ただ一つの目標に向かって努力を続けている——雲騎の武器の製造方法を学び、恐ろしい忌み物を根絶やしにするために。実際、彼の才能は素晴らしい。何しろ、この歳で職人の資格を得たのだから。
 朱明は仙舟の中でも最高の技術レベルを誇る一隻。仙舟の巡狩に必要な兵器のうち、六、七割が朱明の工造司で作られている。
 白珠から見た子供の応星は、自信がなく、恥ずかしがり屋。との印象を受けた。
 この時点でも短命種差別を受け、父母の敵を討てないかも。と、自信をなくしていたが、白珠の励ましによって一念発起した。
 白珠を壊炎の元へ案内する際「偽陽」を遮る事を忘れて危うく、火皇(歳陽)に白珠含む使節団が精神を乗っ取られかけた。

参考:鏡流同行クエより
>出会った当初、自身の剣よりも応星は小さかった。
 剣を支離剣と仮定し、5尺を1尺30cmと仮定すると150cmほど。日本人平均だと13~14歳。応星が朱明に逃げてきたのは十歳前後の時期と思われる。(※メッセから情報を頂きました)
 時期は不明だが、鏡流が(恐らく白珠から紹介された)応星と会った頃「工造司の万般の巧芸を学び尽くす」と豪語し、理想だけを追い求める頑なな性格が気に食わなかった。だが再び会うと、応星の作った武具は匠達でさえ及ばぬ域に達し、工造司の頭目に与えられる『百冶』の称号をも手にしていたそうだ。(備考:気に食わないとはあったが、それはそれとして境遇が似ている事もあってか剣を教えたりと気にはかけていたようだ。因みに、彼女は幼少期の応星を「あの子犬は龍尊に龍尊に引けを取らぬぐらい傲慢であったぞ」と表現している。子犬)
  工造司の頭目となる百冶の称号を与えられはしたが、実権は与えられず、その後、忌み物の玉殿侵攻を鎮圧した功績で五騎士の称号を賜り、朱明を離れて羅浮に移り住んだようだ。(羅浮に移った際の詳細は不明)五騎士として尽力していた時期は不明だが、仙舟の英雄として語り継がれながらも活躍時期は100年にも満たなかった。とされている。
 丹楓と共に白珠を蘇らせるため倏忽(薬王)の血肉を利用しようとしたが、それによって応星の身は豊穣の神使となり、通常の魔陰とは違い滅する事なく、どんな傷でも修復し、幾度死んでも蘇ってしまう。束の間だけとは言え苦痛が和らぐため死にたがりである。鏡流同行クエでも何らかの報酬として(わざわざ来てやった事に対して?)死を寄越せとごねていた。
 鏡流曰く、応星(刃)はほっそりした男。(備考:アニメ【玄黄】の応星は確かに痩せていた)
 刃の不死身は単純ではなく、人間の剣では不死の神使の肉体を殺す事は出来ない。運命の奴隷(エリオ)からも伝えられている。

 長命種に散々差別を受けていたせいか仲間には優しいが、気に食わない(主に長命種)相手には非常に口が悪い。黙っていれば美貌の麗人。口を開けば中指立てて煽るタイプ。龍尊である丹楓も煽り散らかしていた(丹楓が怒らないと解っていてやっている節がある)
 倏忽のために長命種に変化し、魔陰に堕ちて伽藍の骸となり、幽囚獄へと監禁されていたが、鏡流の手によって逃がされる。その際、白珠の死を穢した怒りを含んだ同情から剣を文字通り体に叩き込まれた。(刃ストーリーによると千回は殺された)

 「戦いは鍛冶の如く、烈火で不純物を熔かし、人の内なる本性を晒け出す」と、丹楓に語っていた。撃雲を丹楓に贈った際「この槍の鋭さは、龍鱗をも貫くほどだ。気をつけろ、傷を負う事になっても知らんぞ、龍尊様」などと煽っていた。
 「『刃』いい名だ。終わりの見えぬ人生の中、お前は殺すか殺されるかの狭間を彷徨い、己の骨を埋める場所を探す事になる。そうでなければ『応星』の悔いを消し去る事は出来ないからな」そう同行クエで語り、刃と応星を区別している様子が見られる。



 白珠の書籍にある『短命種だから』や、この素材エピソードにあるように、公平性を遵守するべき試験でも意図して差をつけられていた。
 応星は認められても尚、常に何かしらの差別、嫌がらせを受けていたと思われる。応星は、強かったのではなく『強くならざるを得ず』、傲慢なのではなく『傲慢に振る舞わざるを得なかった』、そうでなければどれほど努力しようと周囲の悪意に潰されていたかも知れない事を考えると、応星の振る舞いは周囲に『自分は強いのだ』と示して威嚇し、自己の精神を護るためにやっていた側面も強いのではないかと考える。五騎士仲間以外にはあまり心を開けなかった可能性もある。
 鏡流の同行クエでも、「同盟が一介の短命種に工造司を任せる訳がない。結局、奴は我らのような異類たちの隣で暖をとるしかなかった」との発言がある。

参考:鏡流ストーリー
 飲月の乱が起こった際、誇り高き匠(恐らく応星)は泥の中に倒れていた。
 鏡流が剣首の称号を賜った際、贈り物として支離剣を放り投げ(相当重かったらしいが何故投げたのか不明)、床に穴を開けた。機嫌がいいと、にかっと歯を見せて快活に笑うタイプだった。

参考:鏡流光円錐
 刃を千回殺した後、折れた剣を放り投げている様子が見られる。『剣身が砕け、骨刺す極寒の中に落ちていく。凡鉄、俗器は皆無用』としている。その砕けた支離剣は現在、金継ぎをして刃本人が使用している。刃本人のストーリーに『彼は古びた剣を使って戦う。ひびが入った刀身は、その体と心のようだ』とある。

参考:開拓クエ
 丹楓によって本来立ち入れない鱗淵境に入り、「お前の一族に知られたら面倒な事になるぞ?」とは言っていたが遠慮する様子は微塵もなく、「そんな事はない。それより黙っていろ応星。これで借りは返した(借りの詳細不明)。思う存分研究するがいい。だが、二時間までだ」と、丹楓の切り返しも負けていない。そして「二時間を少ないと思っているのかもしれないが、俺は短命種だ。短命種にとっては十分な時間さ」と煽り返しているので、普段からこんな会話なんだろうと察せられる。
 備考:差別は受けていたが、本人は短命種である事を一切恥じておらず、寧ろ「短命種だがそれが何か?」と傲慢に振る舞っていた。長命種を「ただ時間を徒に浪費するばかりの無能」など、嫌いな相手に対しては兎に角口が悪い。

参考:カフカ同行、開拓クエ
 魔陰の身の症状は在る為、カフカの言霊による暗示で感情と記憶を制限し、暴走しないよう制御して貰っている。
 同じくカフカ同行クエにて、仙舟に来て魔陰の暴走が酷くなってしまい、カフカに対して非常に手をかけた。治まったら治まったで「会いたい人が居る」としてカフカと別行動した。(カフカは私と来ないの⁉と、驚いていた)従順ではあるものの案外、好き勝手している。またカフカも刃を信頼して任せては居る。景元など、また感情が揺れかねない自分に関連する人間に会いに行くな。と、忠告されていたが、鏡流同行クエにて、しれっと白露に会っていた。地味に言う事聞かない。
 カフカ曰く、丹楓との関係は【悪友】と表現出来るものらしい。

参考:イッテ星穹
 カフカにとって刃は【美しい人】

参考:銀狼イベント光円錐動画
 銀狼の教育係に任命され、ニット帽にマスクとサングラス(備考:カフカの私物)、黒いコートを纏った不審者ルックでクレーンゲームに嵌まって「あとちょっと!」と我が儘を言う銀狼に対し、あからさまに「銀狼……」と、面倒くさい全開でカフカに連絡を取っていた。スマホは一応使える。(備考:任務の連絡以外ではほぼ使わないで放置しているらしく、銀狼どころか、カフカ、サムまで勝手に使っている有様。この事から、刃は機巧には興味が湧かない。或いは手が動かないため端から諦めている)

参考:寒鴉ストーリー・ボイス
 知識として機巧の仕組み、原理は頭にあるらしく、仙舟の絡繰りは一瞬で弱点を見抜き、撃破するなどの機巧の破壊を瞬時に行える。
 自分の記憶に【仙舟律】を書き写して、それを手当たり次第に犯している。寒鴉曰く、これだけの罪を背負って正気を保っていられる長命種は珍しいとの事(何で罪過コレクションをしてるのかは不明)

刃キャラクターPV動画】【光円錐:着かない彼岸
参考:キャラPV
 五濁悪世とは:劫濁、見濁、煩悩濁、衆生濁、命濁という人間世界を覆う五つの濁り(にごり)を説いたもの。
 【劫濁】飢饉、疫病などの天災や争乱など、時世が社会的に正常、清浄でないこと。
 【見濁】よこしまな誤った見解や思想が盛んなこと。
 【煩悩濁】は、煩悩による汚れということで、欲望や憎しみなど、煩悩によって起こされる悪徳が横行する状態
 【衆生濁】は、衆生の汚れということで、人びとのあり方そのものが汚れること。
 【命濁】は、命の汚れということですが、それは自他の生命が軽んじられる状態と考えられる。
 備考:豊穣との戦に終わりがない事。長命を呪いとしながらも長命を誇っている事。称号などを与えても実権は与えない腐った上層部。天欠、短命種などへの差別が盛んである事。豊穣を倒すためであれば民の命を軽んじる事(丹枢の日記に、巡狩の星神・嵐が味方の後方陣営ごと敵を屠った事が書かれている)等、仙舟の体制を嘲っているのではないかと思われる。

参考:流雲無痕の過客
 【参考リンク】遺物、過客の来歴は応星の衣服がモチーフであり、応星の設定が書かれている。
 過客の迎春かんざし:かんざしとして使われていた枯れ木、知らぬ間に枝先につぼみが綻び始めている。過ぎ去りし往事、已んぬる哉。金のつぼみはかんざしに嵌め込まれ、新しい命の記念となった。
 過客の游龍腕甲:水のようなサンゴ金と未知の獣の革で作った腕甲。龍脈一族の巨匠のみがこのような非凡な工芸を作りだせる。
 過客の刺繍の解れた外套:裾がボロボロになった古い外套。刺繍には太刀筋が残っている。傷はすぐに治るが、外套は直らない。まるで人の苦痛のようだ。
 過客の冥途遊歴:丈夫な靴。様々な世界を渡り、生死の危機を繰り返した。
 備考:靴が微妙に設定が薄い。丹楓との深い親交の表現と恩讐(情けと恨み)と言う言葉が多用されている。丹楓とは武を競い合い、無言で月見酒をしても、互いに沈黙が苦痛ではないほど。鏡流同行でも「一番、奴と繋がりが深かったのは貴様だろう」との言及がある。過客のストーリーには深い後悔と憎しみと情が表されている。

 カフカとの出会いも描かれており、ただ生きているだけだった(備考:無意識に丹楓を探していたのかもしれない)彼に目的を与え、人らしい姿を与えたのも彼女になる。この辺りから、自分と応星を区別しだし、カフカから与えられた服のみならず、体も感情も命ですら、全てが『応星からの借り物』との認識がある。
 刃ストーリーで「死なない人間がどうやって死ぬのかを、目の当たりにすることより楽しいことはない。『彼』はそう言っているわ」と言っているように、カフカはエリオの要望によって刃を探し、仲間に引き込んだ。しかし、刃は彼女の言霊を受けながら「誰かがこの女の話を聞き終える前に、去ったのかもしれない」と、慮っていた。

参考:遺物、過客ストーリー、公式紹介
参考リンク1】【参考リンク2
 応星の頃は限りある生の中で物造りの喜びを感じていたが、刃は手が動かない事も相まって、鏡流に叩き込まれた剣を以て、ただ戦うだけの道具に徹している。その中で、仲間のために戦い、死なない体を駆使して障害を払う間だけ、憎しみを忘れる。とあり、参考リンク2にある【秘話】趣味の項目に、「刃」の存在は、剣を振るう刹那にのみ、暫しなくなる。から、【刃】は憎しみの象徴とも考えられる。
 参考リンク1にある、カフカが表現する彼は「ただ無口で失礼なだけの人間ではない」と評価している。無駄な会話、面倒ごとが嫌いなだけであるそうだ。【刃ちゃん】に関しては、最早諦めているのではなかろうか。ただし、カフカ以外が【刃ちゃん】呼びをすると「殺すぞ」と、静かに怒ってくる事から、カフカを特別扱いしているようにも思える。

 尚、雑誌、アンアンに刃が掲載された際
Q:休みの日は何をしている?→A:(沈黙)
Q:苦手な事は?→A:(沈黙)
Q:得意な事は?→A:(沈黙)
と、まともに答えていない。カフカの発言で言えば、面倒臭かったんだろう。
因みに、丹恒は律儀に答えている。
Q:悩みは?→A:ない
Q:得意な事は?→A:観察だな
Q:口数が少ないのはどうして?→A:この企画に参加した他の奴に比べれば、俺は口数が多い方だと思うが。
刃と背中合わせの頁だったので、後ろの人にそれ言って上げてください。状態だった。

参考:開拓クエ、刃ストーリー、鏡流同行など
 百もの奇物の中で、有名な物は4つ。支離剣(過去:鏡流、現:刃)、撃雲(過去:丹楓、現:丹恒)、石火夢身(景元)、白珠が使っていたであろう弓は詳細がないものの、三本の矢を同時に射たとされる。尚、支離剣、撃雲は応星自らが贈った物であるが、景元は鍛造された石火夢身を見た瞬間、強奪し、二度と手放そうとしなかったとある。余程気に入ったのか、応星の武器を扱う丹楓や師匠が羨ましかったのかは明言されていないが、700年も経ち、現将軍となった景元が未だに使用している辺り、それだけの期間を経ても朽ちない技術のすさまじさに驚嘆す ると共に、かなり大事にしている様子が窺える

 応星は、鱗淵境の記憶の表記で『中年の声』と明言されている。
 丹楓と白珠の復活を目論んだ時期は、年齢が40~50歳と推察される。
 ストーリーでも、『数十年前、彼は商船と共に仙舟に来て~』とあり、十歳前後で仙舟に来たとすると、百冶→五騎士となった時期は下手したら十代の時点でなっている。
 『飲食の時間も惜しんで』『百もの奇物を鍛造した』と、あるため、鍛造、設計に集中、豊穣の壊滅を願うあまり、かなり生き急いでいた様子が窺える。そこは短命種故の焦りもあったかと思われる。
 備考:個人的な思考になるが、もしも応星が長命種であれば、他の長命種と同じようにのんびりしていたかも知れない。或いは、永過ぎる生から願いも薄れ、怠惰になっていたかも知れない。摩耗と表現すればいいのか、長命種は長く生きれば生きるほど情熱を失い、感情が希薄になっていくそうで、短命種故に彼は生命を燃やし、幼い時分に全てを失った故に大事な人の死に対して敏感だったのではないか。飲月丹恒のストーリーでも、鏡流の同行でも、『何故、優しい人が死に、忌まわしい物だけが生き続ける』と、慟哭している。

 刃は応星と自分を完全に区別している。
 体は同一でも、刃は応星を『死んだ』として『最初で唯一の死』に数え、応星の話になった場合でも『俺』ではなく、『応星』と名前で呼んでいる。鏡流もかつての仲間と認識をしながらも刃と応星を区別し、新しい生を得た存在として扱っている。しかしながら鏡流は景元同様、丹恒と丹楓を同一視している言動がある。

 『彼はもう器用に動かなくなった両手について考えた。この両手はもうどんな武器も造り出せない。だがそれは、彼とは無関係だ』と語り、これからは、この身体が唯一の『刃』になるのだから。と、応星と自分を分けつつ、己を剣とする鏡流と似たような思考をしている。

 鏡流から剣を叩き込まれている最中、『生きる信念を失っていた』とあり、深い絶望を感じ、生への執念も願いも何もかもを失っていた状態だったと推測される。しかし、倏忽と同化し神使となった体はどれだけ傷ついても、殺されたとしても復元を続けた。三つのストーリーに『口の中は血生臭く』なので、首、肺、腹と人体の急所を執拗に攻撃されていたと見られる。最後には『何も見えなくなった』これが気絶なのか、一次的な死亡による感覚の遮断なのかは表記がない。

 遺物、過客のストーリーにあるが『無名の者は長い眠りから目覚めた』とあり、千度殺されて意識がなくなった後、鏡流は去り、応星(刃)はそのまま打ち棄てられていた。『遠くに感じるも馴染みのある緊張感は拭えず』は、ぼんやりとした恐怖か?常に肉体は痛みを感じる中、自身の名前すらも忘れ、何故ここに居るのか、何のために生きているのかも解らないまま雪水を啜り獣肉を食らってただ生きていた。

 『黒い髪は湧き水のように伸び』なので、長い期間放浪し、幾許か過去を思い出したが最初は水面に映る自分の姿と記憶に違和感があったようだ。応星は白髪、紫眼。刃は黒髪、赤眼で、記憶の姿と差異があったためではないかと推測。『彼こそが、この枯れ枝に咲いた新生の花』の表記から、この時点で『刃』としての自我が芽生えたのだろう。

2024/11/08追記
【雲瑠のボイスから】
 朱明では刹那の流れ星。などというあだ名を付けられていた模様。

 師である壊炎は詳細を知っているようだが、雲璃は応星の良い部分だけを聞いて育っているためか、特に悪感情はない様子。
 朱明にどれほど応星の行いが伝わっているかは不明だが、現状、五騎士の伝説が好意的に語られる事から、丹楓が罪を全部かぶり、応星に非が及ばないようにしていた可能性がある。或いは、英雄の悲劇的な末路であるため、ある種の美談のように語られている可能性もある。



・白珠に関して
参考:涯海星槎勝覧・仙舟朱明
 曜青「鶴羽衛」出身である。

 驚くほど不運で、かつ必ず生還する強運の持ち主でもあった。
 星槎で出征すれば豊穣の民の巨獣に呑み込まれ、敵陣の後方に墜落するなどしていた。別名:星槎殺し

参考:鏡流同行クエ、飲月・丹恒ストーリー
 倏忽との戦で、白珠は一人星槎に乗って敵陣へ飛び込み、黒い太陽(詳細不明)を掲げて、倏忽の「血塗獄界(けちずごくかい)」を突破し、龍狂に陥っていた丹楓を正気に戻す事に成功した。
 しかし、その後に残されたのは髪の毛数本と血液のみ。鏡流曰く「我らは皆、返せない借りを作ってしまった」と、語っている。また、「雲騎軍にとって、戦場で死する事は誉れ」である事に丹楓は納得できなかった。その後、応星と共に共謀して彼女を持明族:龍尊として生き返らせる事を目論んだ。現在の白露である。

 応星は白珠のために酒壺を作っていたが、自分からは渡せなかったと鏡流同行クエでも過客のストーリーでも語られている。酒壺自体は現仙舟で鏡流がどこからか見つけ、応星の代わりに星槎に乗せて白珠を弔っていた。
 備考:何故渡せなかったのかはどこにも書かれていないが、応星が白珠視点では恥ずかしがり屋で人見知りだった事を考えると、贈り物を渡す事が気恥ずかしかったのではないかと思われる。応星にとって、彼女は自分を励ましてくれた恩人であり、家族のようでもあり、憧れのお姉さん的立ち位置だったのではないか。

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